「きずな」では最近、寝たきりの方が対象の訪問介護の依頼が多くありました。
そこで、6月職員研修会では「ベット上でのおむつ交換」を課題とし、改めておむつ交換の仕方を再確認する事にしました。
訪問介護の場合、訪問先でのおむつ交換の対応はだいたい一人で行っているため、案外他のヘルパーのやり方や手順を見る機会が多くありません。
今回は資料と動画を使って、おむつ交換の流れを各自のやり方と見比べ、見直しています。
動画はご紹介できませんが、研修内容を一部ご紹介します。
◎ベット上のおむつ交換
①必要な物品を準備する。
途中で何度も物品を取りに行ったりしないよう、しっかり準備する。
②汚物類を置いたり入れたりするスペースを準備する。
床に直接置かないようにするため、床に新聞紙等を敷き、ビニール袋等を広げておく。
③ベットの高さ、サイドレールの確認
無理な体制での介助にならないよう高さを調整し、安全確認してベットレールをはずす。
④使い捨て手袋を着用する。
⑤おむつを当てる(側臥位での介助の場合)
おむつの中心を背骨にあてて、腰の中心から左右におむつを伸ばし、腰の下におむつを
差し込む。仰向けになり、奥からおむつを引き出す。足の間からおむつを引き出し、
おむつの中心線に合わせテープで止める。
* 注意点として… 身体にフィットしているか、体の中心とおむつの中心がずれていないか
確認する事と、清潔に手際よく短時間に終わらせることが大切です。
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おむつ交換は基礎中の基礎でありますが、今回改めて自分のやり方と他者のやり方を比べる事ができ、また職員のサービス手順の統一化をはかる事につながり、良い機会になりました。